モデルケース(修正版)

モデルケース

当院では、代表的な症状治療の流れを紹介することで、診療のイメージをつかんでいただけるようにしています。

以下で紹介するモデルケースはあくまで一般的な例であり、実際の治療は患者さま一人ひとりの状態やご希望に合わせて調整いたします。
ケース画像
 目次
Case 01
抑うつ状態
(うつ病が疑われる場合)
状況と症状の例
  • 仕事や家庭のストレスが続き、数週間以上にわたって「眠れない、食欲がない、気分が落ち込んで何をしても楽しめない」
    といった状態が続いている。
  • 物事の見方が否定的になり、自分を責める気持ちが強く、普段なら乗り越えられるストレスもつらく感じる。
  • 治療の流れ
  • 1受診と診断上記のような症状が続く場合、早めに医療機関に相談して休養をとることが大切です。
  • 2診察と評価医師の診察や心理検査を通じて症状を評価し、うつ病かどうかを診断します。
  • 3休養と薬物療法うつ病の治療は、休養をとること、薬物療法精神療法の3つが中心です。
  • 4薬物調整抗うつ薬抗不安薬などを適切に用いながら、症状の改善を目指します。
  • 5精神療法と再発予防ストレスの原因を振り返り対処法を学ぶカウンセリング認知行動療法を実施し、再発を防ぎます。
  • 6継続的な通院症状の改善度合いに応じて通院間隔を調整し、必要に応じて数カ月〜1年程度の治療を継続します。早期に治療を開始するほど回復が早いとされています。
  • Case 02
    パニック障害
    状況と症状の例
  • 電車や人混みで突然息苦しさや動悸、めまい、吐き気、手の震え、発汗、手足のしびれが出て、強い恐怖感に襲われる。
  • 発作が数分でピークに達し、「このまま死んでしまうのではないか」と感じることがある。
  • 発作が繰り返し起こるようになると、また発作が起こるのではないかと常に心配になり、発作が起きそうな状況を避けるようになる。
  • 治療の流れ
  • 1受診と診断突然の強い発作が繰り返し起こり、1か月以上不安回避行動が続いている場合はパニック障害と診断されます。医師は発作の内容や頻度、発症のきっかけなどを確認します。
  • 2薬物療法抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)や選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などの薬物療法が一般的に用いられます。症状の強さや頻度に合わせて治療薬を調整します。
  • 3心理療法と曝露療法治療により約6割の方は1年以内に症状が寛解すると報告されています。恐怖を引き起こす状況に少しずつ慣れていく曝露療法が効果的とされています。
  • 4継続的なフォロー通院しながら適切な治療を続け、症状の改善を目指します。再発予防のためにも、継続的なフォローが大切です。
  • Case 03
    不安・ストレスによる心身の不調
    状況と症状の例
  • 仕事や家庭のことで強いストレスを抱え、緊張感や焦りが続き、頭や身体の疲れがとれない。
  • 心拍数が上がったり冷や汗が出たりして落ち着かない状態が続く。ものごとをくよくよと考えてしまい、心配や不安で眠れなくなる
  • 治療の流れ
  • 1受診と評価医師が症状の背景にあるストレス生活習慣を詳しく伺い、身体疾患がないか検査します。
  • 2生活改善とカウンセリング休息睡眠リズムの改善、適度な運動や食事の調整など生活習慣の見直しを行い、心身の回復を促します。必要に応じてストレスマネジメント認知行動療法を用いて考え方のクセを修正します。
  • 3薬物療法強い不安や睡眠障害がある場合には、抗不安薬睡眠導入剤を短期的に併用することもあります。症状の変化に応じて医師が調整します。
  • 4継続的なフォロー再診を重ねながら症状の推移を確認し、必要に応じて治療計画を見直します。早期に治療を始めることで、回復までの期間を短縮できる可能性があります。
  • このように、当院では患者さま一人ひとりに合った治療を提供しています。
    心の不調や不安を感じた際は、ぜひお気軽にご相談ください。