状況と症状の例
電車や人混みで突然息苦しさや動悸、めまい、吐き気、手の震え、発汗、手足のしびれが出て、強い恐怖感に襲われる。
発作が数分でピークに達し、「このまま死んでしまうのではないか」と感じることがある。
発作が繰り返し起こるようになると、また発作が起こるのではないかと常に心配になり、発作が起きそうな状況を避けるようになる。
治療の流れ
1受診と診断突然の強い発作が繰り返し起こり、1か月以上不安や回避行動が続いている場合はパニック障害と診断されます。医師は発作の内容や頻度、発症のきっかけなどを確認します。
2薬物療法抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)や選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などの薬物療法が一般的に用いられます。症状の強さや頻度に合わせて治療薬を調整します。
3心理療法と曝露療法治療により約6割の方は1年以内に症状が寛解すると報告されています。恐怖を引き起こす状況に少しずつ慣れていく曝露療法が効果的とされています。
4継続的なフォロー通院しながら適切な治療を続け、症状の改善を目指します。再発予防のためにも、継続的なフォローが大切です。