📝免許診断書外来|国家資格・許可・登録
各種免許申請に必要な診断書
免許申請用の診断書様式を精神科医と確認する日本人男性
提出先の最新様式と申請案内を確認し、診断項目に沿って診察します。

理容師・美容師、医療専門職、銃砲所持許可、狩猟免許、警備業などの申請では、手続に応じて医師の診断書が必要になります。診断項目は制度ごとに異なり、精神機能のほか、視覚・聴覚・音声・言語、上肢機能、特定の物質の中毒などが含まれる場合があります。

免許診断書外来では、申請先が指定する最新様式、診断医の要件、提出できる作成時期を確認したうえで、診察と診断書作成を行います。書式と必要情報をご持参いただければ、診断書は基本的に診察当日にお渡しします。追加の確認や検査が必要な場合は、後日となることがあります。

過去の精神科通院歴や既往歴だけで、現在も欠格事由に該当すると決まるわけではありません。ただし、銃砲所持許可・狩猟免許では、統合失調症、そううつ病(そう病・うつ病を含む)、一定のてんかん等に現にかかっていることが法定欠格事由です。制度ごとの基準に沿って診断します。

診断書は、免許・許可の審査に使われる資料の一つです。医師が免許付与や許可を保証するものではなく、最終判断は公安委員会、厚生労働大臣、農林水産大臣、都道府県知事、指定登録機関などの所管機関が行います。

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📌 目次

📝 1. 免許診断書外来とは

免許診断書外来は、国家資格、営業許可、公安委員会関係の申請等で求められる所定の医師診断書を、制度ごとの診断項目に沿って作成する外来です。

様式を確認申請先、手続名、新規・更新の別、診断項目、作成医の条件を確認します。
診察を実施病歴、現在の症状、治療、服薬、業務に必要な機能への影響を確認します。
事実に沿って記載診察時点の医学的所見を記載し、必要時は追加資料や専門科評価を依頼します。
病名の有無だけを判定する外来ではありません

現在の法令・様式では、精神機能の障害があるかという病名だけでなく、治療や支援を踏まえて、業務に必要な認知、判断、意思疎通等を適切に行えるかを確認する形式が増えています。既往歴があっても、現在の機能と業務への影響を個別に評価します。

医師・歯科医師・看護師等、薬剤師、獣医師、理容師・美容師の各法令は、所定の状態に該当する場合に「免許を与えないことがある」と定める相対的な取扱いです。診断名、通院歴、服薬歴のみで自動的に不許可となるものではなく、治療や補助手段による軽減状況も含め、免許権者が個別に判断します。

診断書は基本的に診察当日にお渡しします

当院では、診断書は基本的に診察当日にお渡ししています。最新の指定様式、本人確認書類、服薬・通院情報など、申請に必要な資料をご持参ください。追加検査、主治医への照会、専門医による評価が必要な場合や、当日に記載内容を確定できない場合は、後日のお渡しとなることがあります。

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📂 2. 受診前に必ず確認すること

免許診断書の最新様式と必要書類を受付担当者と準備する日本人女性
書式名が同じでも改訂されることがあります。提出先の最新案内を確認してください。

同じ資格名でも、新規申請、更新、変更届、再交付では必要書類が異なります。予約前に、提出先の窓口または公式サイトで次の項目をご確認ください。

手続の正式名称:新規免許、更新、許可、販売従事登録、資格者証など。

提出先:都道府県、公安委員会、保健所、厚生労働省、指定登録機関等。

指定様式:最新のPDF・Wordを印刷し、未記入の状態で持参。

作成医の条件:一般の医師、特定分野の経験を有する医師、継続診療中の主治医など。

作成日の条件:1か月、3か月、6か月以内など制度ごとに異なります。

提出期限:診断日・発行日・受診日から申請または提出までの期間と、申請そのものの締切は別です。

当日は、未記入の指定様式だけでなく、記入要領・提出先の案内、本人確認書類、お薬手帳、現在の通院先と治療内容が分かる資料を一緒にお持ちください。様式名だけでなく、申請する手続名・提出先・提出期限まで分かる状態にしておくと、診断項目と医師要件をその場で照合しやすくなります。医師記入欄は空欄のままとし、本人欄を事前記入するかは申請先の指示に従ってください。

当日の持ち物

最新の診断書様式申請案内・記入要領も一緒にお持ちください。
本人確認書類運転免許証、マイナンバーカード等の写真付き書類。
服薬・通院情報お薬手帳、紹介状、過去の診断書、検査結果等。
行政機関からの文書診断書提出命令、照会文書、指定された提出期限等。
書式をお持ちでない場合

当院ではすべての自治体・資格の書式を常備していません。書式が確認できない場合は、診断項目や作成医要件を特定できず、当日作成できないことがあります。原則として申請者ご自身で最新様式をご用意ください。

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📋 3. 対応対象と制度別比較

診断書が必要となる場面、作成医の条件、作成日から申請までの期間は制度ごとに異なります。下表は国・自治体・警察等の現行案内を基にした概要です。実際の申請では提出先の最新案内を優先します。

主な免許・許可と診断書の取り扱い
手続診断書が必要な主な場面様式・期間・医師要件
銃砲所持許可猟銃等の新規所持許可・更新等申請先警察の診断書モデル。作成日・受診日から申請までの期限と作成医要件を事前確認
狩猟免許新規・更新。現に銃刀法第4条第1項第1号の所持許可を受けている方は許可証写し、該当する許可を受けていない方は診断書都道府県様式。作成時期・医師要件は申請先の最新案内を確認
理容師・美容師新規免許申請指定機関案内。診断日から3か月以内。歯科医師を除く医師
薬事・医療機器申請者等が欠格条項に該当するおそれがある場合など自治体・手続ごとに確認。全従事者に一律必須ではない
医療系免許医師、看護師、薬剤師等の新規免許申請資格ごとの所定様式。多くは発行後1か月以内
警備業関係認定、資格者証、検定合格証明、会社からの依頼等用途別様式。期間は提出先で異なる
麻薬取扱者免許麻薬施用者・管理者・小売業者等の免許申請申請区分と自治体ごとの所定様式を確認
毒物劇物取扱責任者責任者の設置・変更等届出先の案内・様式を確認
ふぐ取扱関係ふぐ取扱責任者・ふぐ包丁師の免許申請都県により資格名・診断項目が異なる
駐車監視員資格者証資格者証の交付申請等都県警察の所定様式を確認
自動車運転代行業認定個人申請者・法人役員等を含む認定申請都県警察の申請案内と所定様式を確認
自動車運転免許公安委員会から提出を求められた場合等指定様式。精神疾患の主治医診断書は継続診療中の主治医が原則
「すべて3か月以内」「すべて精神科専門医」は誤りです

理美容、医療系免許、狩猟免許等では、診断日・発行日から申請までの期間が手続ごとに異なります。作成医の要件も、一般の医師、精神保健指定医等、過去に診察した医師、継続診療中の主治医など制度ごとに確認が必要です。

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🛡️ 4. 銃砲所持許可

林道で銃口を下に向け、安全な持ち方を確認する日本人の狩猟者
銃砲を扱う場面では、保管・携行・使用の各段階で安全確認と適切な判断が求められます。

猟銃、空気銃、クロスボウ等の所持許可では、新規申請だけでなく更新時にも、法令上の診断項目と作成医要件を満たす診断書が必要です。診断書には全国一律の固定様式があるわけではありませんが、警察は記載漏れを防ぐためのモデルを公開しています。申請先によって案内や確認方法が異なる場合があるため、受診前に住所地を管轄する警察署へ提出時期・必要書類を確認し、最新の診断書モデルを印刷してご持参ください。古い様式や項目を省略した一般診断書では、再提出を求められることがあります。

警察の診断書モデルでは、統合失調症、そううつ病、てんかん、判断・行動能力を失わせ又は著しく低下させるその他の病気、認知症と、5種類の中毒を確認します。中毒の項目は、アルコール、麻薬、大麻、あへん、覚せい剤です。てんかんは一律ではなく、発作が再発するおそれがないもの、再発しても意識障害をもたらさないもの、発作が睡眠中に限られるものは法令上の例外として扱われます。診察では、現在の症状だけでなく、治療歴、服薬状況、発作や意識障害の有無、飲酒・薬物使用の状況も確認します。

過去の診断名や通院歴だけで自動的に結論を出すのではなく、診察時点で法定欠格事由に該当する病気や状態に現に該当するかを医学的に評価します。一方、統合失調症、そううつ病、一定の例外を除くてんかん等は、「現にかかっている」こと自体が欠格事由として定められており、治療で安定している、服薬を続けているという事実だけで対象外になる制度ではありません。判断に必要な情報が不足する場合は、診療情報や現在の主治医への照会が必要となり、当日に作成できないことがあります。診断書は医師の医学的意見であり、所持許可の最終判断は公安委員会が行います。

診断書を作成できる医師の要件

当院では、次のいずれかの要件を満たす医師が作成します。

① 精神保健指定医精神保健指定医。
② 診断・治療経験を有する医師精神科、心療内科を標榜し、2年以上精神障害の診断又は治療に従事した経験を有する医師。
当院では所定要件を満たす医師としての作成が基本です

当院での銃砲所持許可用診断書は、①精神保健指定医または②精神科、心療内科を標榜し、2年以上精神障害の診断又は治療に従事した経験を有する医師として作成するケースがほとんどです。最新の診断書様式、本人確認書類、服薬・通院情報等がそろい、追加確認が不要な場合は、基本的に初診当日にお渡しします。治療歴、発作歴、現在の通院先等の確認に追加資料や照会が必要な場合は、後日となることがあります。

公式の最新様式・申請案内

受診直前に、申請先警察の公式ページから最新の診断書モデルを印刷してご持参ください。(2026年7月17日確認)

申請先が指定する作成時期を確認申請前に警察署へ確認許可の最終判断は公安委員会

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🌲 5. 狩猟免許

山林で双眼鏡を使い周囲を確認する日本人の狩猟関係者
狩猟では、環境・周囲・対象を確認し、安全に判断して行動することが前提です。

狩猟免許には、網猟、わな猟、第一種銃猟、第二種銃猟の4種類があり、使用できる猟具が異なります。取得・更新の手続や手数料は、原則として免許の種類ごとに確認します。また、狩猟免許と銃砲の所持許可は別の制度です。第一種・第二種銃猟免許を取得しても、それだけで猟銃や空気銃を所持・使用できるわけではなく、銃刀法に基づく所持許可が別途必要です。

新規申請・更新では、現に有効な、銃刀法第4条第1項第1号による猟銃・空気銃所持許可証をお持ちの方は、その写しを提出することで医師の診断書を省略できる場合があります。該当する有効な許可証をお持ちでない方は、申請先が指定する項目を満たした医師の診断書を提出します。期限切れの許可証や、対象外の所持許可では代用できません。

許可証の写しは、住所・氏名に加えて使用する銃の種類が確認できるページ、変更事項がある場合は変更後の内容が分かるページも必要になることがあります。更新時に原本の持参を求める自治体もあります。診断書についても、指定様式、発行から申請までの有効期間、必要な記載項目が定められ、記載不足では受理されないことがあります。申請する都道府県の最新案内を先に確認し、必要なページの写しと診断書様式を準備してください。

診断項目統合失調症、そううつ病、一定のてんかん、判断・行動能力に関わる病気、麻薬・大麻・あへん・覚醒剤の中毒等。
作成医診断書を作成できる医師の要件は、申請先の都道府県が案内する最新様式・申請要領をご確認ください。
作成時期診断書を使用できる期間は申請先の都道府県により異なります。申請前に作成日・受診日からの期限をご確認ください。
提出書類の分岐現に銃刀法第4条第1項第1号の所持許可を受けている方は、その許可証の写しを提出し、該当する許可を受けていない方は医師の診断書を提出します。
銃砲所持許可用の診断書とは別の様式です

自己の行為の是非を判断し、その判断に従って行動する能力がない、または著しく低い状態も確認します。銃砲所持許可用とは異なり、アルコール中毒と認知症の独立した記載欄はありません。「銃砲所持許可用をそのまま使える」と自己判断せず、狩猟免許申請の診断書様式を用意してください。

公式の最新様式・申請案内

狩猟免許用は銃砲所持許可用と別の様式です。申請する都県の公式案内からダウンロードしてください。(2026年7月17日確認)

申請前から提出まで
提出先へ様式確認最新版と作成医の条件を確認
必要書類準備様式・案内・既存資料を用意
診察で状態確認指定項目と現在の状態を評価
申請先が審査提出後の許可判断は申請先が行う

診断書の作成と、免許・許可の最終判断は別の手続きです。

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✂️ 6. 理容師・美容師

清潔な美容室で客の髪を整える日本人の理容師・美容師
理容師・美容師は、器具を安全に扱い、お客様と意思疎通しながら施術します。

理容師・美容師国家試験に合格し、初めて免許を取得するときは、精神機能の障害の有無について診断した医師の診断書原本1通を提出します。理容師美容師試験研修センターの現行案内では、申請時点で発行から3か月以内の診断書が必要です。合格通知に同封された様式を使用し、紛失した場合や事前に準備する場合は、センターが公開する最新様式を利用します。名簿訂正、書換え、再交付は別の手続で、新規申請用診断書を定期的に更新する制度ではありません。

確認するのは、「精神疾患が一切ないこと」ではありません。精神機能の障害により、理容師・美容師の業務を適正に行うために必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない状態に該当するかを、診察時点で評価します。過去の病名や通院歴だけで結論を出さず、現在の症状、経過、治療状況、服薬による眠気等の影響、日常生活の安定性を確認します。治療を継続しながら状態が安定し、器具の安全な取扱い、衛生管理、利用者との意思疎通等に支障がない場合も、個別の状態に基づいて判断します。

受診時は、試験研修センターの最新指定様式を、医師記入欄が未記入の状態でお持ちください。お薬手帳、診療情報提供書、過去の診断書や検査結果があれば、現在の状態を判断する資料になります。治療歴がある方は、自己判断で服薬を中断せず、治療開始時期、最近の症状、就学・実習・就労や日常生活への影響を分かる範囲でお伝えください。初診当日に必要な情報がそろわない場合は、以前または現在の主治医への照会が必要となり、診断書を当日に作成できないことがあります。発行後3か月の期限内に提出できるよう、早過ぎず遅過ぎない時期にご相談ください。

当院で作成できます当院の精神科・心療内科で、指定様式に沿って診察・作成します。初診の方もご相談いただけます。なお、制度上、歯科医師は作成できません。
指定様式試験研修センターの様式を推奨。医療機関様式では必要文言の不足に注意。
定期更新はありません新規免許申請用の診断書と、名簿訂正・免許証の書換え・再交付は別の手続です。
結核・皮膚疾患等の診断書は別にご確認ください

理容所・美容所の開設や従業者変更で求められる結核・皮膚疾患等の診断書は、新規免許用の精神機能診断書とは別です。当院で評価できない感染症・皮膚症状については、内科・皮膚科等へご相談ください。

公式の最新様式・申請案内

理容師・美容師は厚生労働大臣免許のため、東京都・神奈川県とも共通の登録機関が案内する様式を使用します。(2026年7月17日確認)

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💊 7. 薬局・登録販売者・医療機器

日本の薬局で一般用医薬品棚と家庭用医療機器を来店者と確認する登録販売者
薬局・店舗販売業等では、医薬品や医療機器の情報を整理し、来店者へ適切に説明します。

「ドラッグストアや薬局で働く方全員が診断書を提出する」という制度ではありません。診断書が問題となるのは、許可・登録を申請する本人や、法人で薬事に関する業務に責任を有する役員など、法令上の確認対象となる方です。その方が、精神機能の障害により業務を適正に行うために必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができないおそれがある場合に、医師の診断書を求める仕組みです。

対象となり得る手続には、薬局・店舗販売業等の許可申請、登録販売者の販売従事登録、高度管理医療機器等販売業・貸与業の許可申請などがあります。ただし、確認される人は手続ごとに異なり、薬局・店舗販売業等では申請者または責任を有する役員、販売従事登録では登録を申請する本人が中心です。勤務薬剤師、店舗管理者、一般従業員であるという理由だけで、一律に同じ診断書を提出するわけではありません。勤務場所や職種名ではなく、申請区分と自分がどの立場で申請するかを先に確認します。

診察では、精神疾患が一切ないことを証明するのではなく、現在の症状、経過、治療状況、服薬による眠気等の影響を踏まえ、医薬品・医療機器に関する情報を整理し、安全に判断して説明するための機能を評価します。過去の病名や通院歴だけで結論を出さず、現在の業務遂行への影響を個別に確認します。診断書の様式、診断日からの期限、原本・写しや原本証明の扱いは手続・自治体で異なるため、提出先の最新案内と指定様式を受診前に確認し、申請者の区分が分かる書類と一緒にお持ちください。

「発行日から3か月以内」は全国・全手続共通ではありません

自治体の申請案内、電子申請の取扱い、原本・写しの可否が改訂されることがあります。申請先が示す最新様式と提出条件をご持参ください。

薬事・医療機器関係で診断書を確認する主な手続
手続診断書が必要となる主な条件確認事項
薬局・店舗販売業等申請者または責任役員が、精神機能の障害により業務を適正に行えないおそれがある場合申請者の区分、役員範囲、自治体の例示様式
登録販売者販売従事登録の申請者が、必要な認知・判断・意思疎通を適切に行えないおそれがある場合全申請者一律ではない。販売従事登録の提出先を確認
高度管理医療機器等許可申請者または責任役員について該当のおそれがある場合管理医療機器のみの販売・貸与では扱いが異なる
既存配置販売業等手続により診断書または疎明書を求める場合中毒項目を含む旧制度・手続もあるため様式を確認
申請書の自己申告欄と医師の診断書は同じものではありません

申請書には中毒や法令違反等を含む欠格条項の申告欄がありますが、医師が記載する診断項目は手続・様式で異なります。申請書の全項目を、共通の診断書で証明することはできません。

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🩺 8. 医療系免許・獣医師免許

臨床現場で診療計画を確認する日本人の医師・看護師・薬剤師・リハビリ職
医療系免許では、職種ごとに必要な認知・判断・意思疎通と心身機能を確認します。

医師、歯科医師、保健師、助産師、看護師、准看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、臨床工学技士、義肢装具士、獣医師等の新規免許申請では、資格ごとの所定診断書が必要です。

診断項目は一律ではありません。視覚、聴覚、音声・言語、精神機能、上肢機能、麻薬・大麻・あへんの中毒等のうち、資格ごとに定められた項目を確認します。

単に障害や病名があるかだけでなく、治療、補助的手段、合理的配慮等を踏まえて業務への支障を評価する様式です。所定様式で「該当する」または「専門家による判断が必要」とされた場合は、該当診療科の主治医・専門医による詳細診断書が必要になることがあります。

これらの免許には一般的な定期更新制度はなく、新規免許申請用の診断書と、名簿訂正・免許証の書換え・再交付は別の手続です。

受診時は、資格名だけでなく、新規免許申請なのか、名簿訂正・書換え・再交付など別の手続なのかが分かる案内もご持参ください。同じ資格でも手続が違えば、診断書の要否や使用する書類が異なるため、申請先から指定された様式を照合します。

視覚や聴覚、上肢機能など精神科・心療内科以外の評価を含む様式では、当院で確認できる項目を先に整理します。普段使用している眼鏡・補聴器等がある方は診察時も使用し、他科で治療中の項目は、必要に応じて主治医・専門医の確認をお願いすることがあります。

動物病院で犬を診察する日本人獣医師
獣医師免許では、動物の診療に必要な視覚・聴覚・上肢機能等を含む所定項目を確認します。

獣医師免許の診断書も、一般の医療職とは別の所定様式で作成します。動物病院等での診察・処置・説明に関わる機能を念頭に、視覚、聴覚、音声・言語、上肢、精神機能、麻薬・大麻・あへんの中毒について確認します。

該当する症状や治療歴がある場合でも、補助的手段や治療状況を含めて個別に評価します。専門的な判断が必要な項目は、該当診療科の主治医・専門医による詳細診断書をお願いすることがあります。

眼鏡・補聴器など日常的に用いる補助具がある方は、診察時も普段どおりご使用ください。現在ほかの診療科で治療中の場合は、お薬手帳や検査結果、主治医からの情報を確認できると、補助的手段を含めた状態を整理しやすくなります。

獣医師としての技能試験ではなく、申請様式に定められた心身機能を医学的に確認する診察です。様式の全項目を当院だけで評価できない場合は、必要な診療科への相談をお願いすることがあります。

主な医療系免許の診断項目と作成時期
資格群主な診断項目申請時に求められる発行からの期間
医師・歯科医師視覚、聴覚、音声・言語、精神機能、麻薬・大麻・あへん中毒発行日から1か月以内
保健師・助産師・看護師視覚、聴覚、音声・言語、精神機能、麻薬・大麻・あへん中毒発行日から1か月以内
准看護師視覚、聴覚、音声・言語、精神機能、麻薬・大麻・あへん中毒都道府県知事免許のため、申請先の最新様式・期限を確認
薬剤師視覚、精神機能、麻薬・大麻・あへん中毒発行日の翌日から1か月以内
獣医師視覚、聴覚、音声・言語、上肢、精神機能、麻薬・大麻・あへん中毒発行後1か月以内の原本
その他の医療技術職資格別様式に定める身体機能・精神機能等厚生労働省・都道府県の最新案内を確認
全項目を当院だけで評価できない場合があります

視覚、聴覚、音声・言語、上肢などに症状や治療歴がある場合は、眼科、耳鼻咽喉科、神経内科、整形外科等の主治医・専門医による評価をお願いすることがあります。精神機能部分だけを別紙で作成する場合も、提出先の了承が必要です。

公式の最新様式・申請案内

国家資格と都道府県知事免許で提出先・様式が異なります。資格名に合う様式を選んでください。(2026年7月17日確認)

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👮 9. 警備業関係

建物内を巡回し安全状況を確認する日本人の警備員
警備業では、周囲の状況を確認し、必要な判断・連絡・案内を行う場面があります。

警備業の認定・更新では、個人で申請する場合は申請者本人、法人で申請する場合は法令上の確認対象となる役員について、所定の診断書を提出します。これは警備会社で働く人全員が警察へ提出する書類ではありません。一般の警備員として採用・配置されることと、警備業者として認定を受ける個人・法人役員の手続は区別して確認します。

また、警備員指導教育責任者資格者証、機械警備業務管理者資格者証、警備員等検定合格証明書の交付申請でも、申請者本人に関する診断書が必要となります。警視庁は、「個人・役員用」「警備員指導教育責任者用」「機械警備業務管理者用」「検定用」を別々の様式として公開しており、確認する診断項目も同一ではありません。名称が似ていても、別用途の診断書をそのまま流用しないことが大切です。

一方、勤務先が採用時、配置時、復職時等に健康状態の確認として診断書を求めることがあります。これは公安委員会・警察署へ提出する法定手続の診断書とは別の、会社独自の確認書類である場合があります。受診前に、提出先、手続名、対象者、必要な診断項目、指定様式、作成日の期限を依頼元へ確認してください。診察では指定された項目と現在の状態を確認しますが、情報が不足する場合は診療情報の取り寄せが必要となり、当日に作成できないことがあります。

全警備員が警察へ提出するわけではない申請区分や会社の確認方法により異なります。
精神機能の評価警備業務に必要な認知、判断、意思疎通を適切に行えるかを確認します。
中毒に関する項目アルコール、麻薬、大麻、あへん、覚醒剤等。用途により項目が異なります。
作成日の条件全国一律ではなく、提出先や会社の指定を確認します。

警察提出用、会社提出用、資格者証用では、診断項目や宛先が異なることがあります。誰の・どの手続に使う書類かが分かる指定様式と案内文をご持参ください。診察では、現在の治療・服薬、睡眠、飲酒・物質使用、日常生活での認知・判断・意思疎通を確認しますが、採用や配置の最終判断を医師が代行するものではありません。

用途の異なる診断書を流用しません

警備員指導教育責任者用、機械警備業務管理者用、検定合格証明用、会社提出用では、診断項目が同じとは限りません。依頼元が指定する書式と提出期限をご持参ください。

精神科の診断名だけで欠格とはなりません

現在の精神機能と、担当する警備業務を適正に行うための能力を個別に評価します。ただし、診断書の内容と申請可否の最終判断は、公安委員会・警備会社等の手続に従います。

通常の警備業関係診断書を作成する医師について、法令上の診療科指定はありません。ただし、個人・役員用、機械警備業務管理者用、検定合格証明用は中毒と精神機能、警備員指導教育責任者用は原則として中毒のみなど、用途により診断項目が異なります。

公式の最新様式・申請案内

警備業認定、指導教育責任者、機械警備、検定合格証明では様式が異なります。申請用途に合う診断書を選んでください。(2026年7月17日確認)

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🚗 10. 自動車運転免許

停車中の車内で指導員とミラーや操作系を確認する日本人運転者
運転前にミラーや操作系を確認し、安全運転に必要な認知・判断・操作を整えます。

自動車運転免許の新規取得・更新時に、すべての方が医師の診断書を提出するわけではありません。更新申請では質問票を提出し、安全な運転に影響する症状の有無を正確に回答します。年齢や手続に応じて行われる認知機能検査等は、医師の診断書とは別の制度です。質問票や認知機能検査を受けること自体が、直ちに診断書提出や免許取消しを意味するものではありません

質問票で該当する回答をした場合、一定の病気等を申告した場合、事故・違反や医師からの任意届出等から安全な運転への影響を確認する必要がある場合は、職員が症状や経過を個別に聴取します。その内容に応じて、ドライブシミュレータ等を用いた検査、公安委員会が認める専門医による臨時適性検査、または指定診断書の提出を求められることがあります。自己判断で一般の診断書を先に作るのではなく、安全運転相談窓口へ連絡し、対象となる病気、必要な様式、提出期限を確認します。

診断書では、病名の有無だけでなく、意識消失、けいれん、強い眠気、認知・判断・注意機能、症状の安定性、治療経過、再発可能性、服薬の影響等を、対象となる病気ごとの基準に沿って評価します。診断は、公安委員会から交付された指定様式・依頼内容に沿って行います。医師の診断書は行政判断の資料であり、免許の取得・継続・停止・取消し等を最終的に判断するのは公安委員会です。

精神疾患に関する主治医診断書は、当院で継続診療中の方が対象です

精神疾患関係の主治医診断書では、精神科・神経科で継続的に診察している医師が、症状、治療経過、再発可能性、安全運転に必要な機能への影響を評価することが原則です。当院初診日の発行は行いません。臨時適性検査や認知機能検査免除用書類等は医師要件が異なるため、公安委員会の依頼内容を確認します。

診断書提出前に確認すること

① 安全運転相談窓口へ連絡診断書が必要か、対象病名、指定様式、提出期限を確認します。
② 主治医へ相談これまでの診療期間と治療経過から、医学的評価が可能かを確認します。
③ 指定文書を持参公安委員会の診断書、提出命令書、質問内容をお持ちください。
④ 行政判断を待つ診断書は判断資料であり、免許継続・停止・取消し等は公安委員会が決定します。
病気や服薬があっても、直ちに免許取消しとは限りません

正確な質問票提出と安全運転相談が重要です。運転中の意識消失、制御できない眠気、判断力低下などがある場合は、行政手続とは別に、医学的な安全が確認できるまで運転を控えてください。

公式の安全運転相談窓口

精神疾患関係の診断書に、誰でもダウンロードして使う全国共通様式はありません。まず相談窓口で対象となる病名・指定様式・提出期限を確認し、交付された書類を主治医へお持ちください。(2026年7月17日確認)

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🧾 11. その他の免許・資格

免許・資格・責任者選任の手続で求められる診断書は、手続名、申請者の立場、提出先の自治体によって、診断項目と指定様式が異なります。以下は東京都・神奈川県の公式案内で確認できる主な例です。申請先の最新様式を印刷し、申請案内と一緒にご持参ください。

① 麻薬取扱者免許

施錠保管庫と管理記録を確認する日本人薬剤師
麻薬取扱者・毒物劇物関係では、申請区分ごとの指定様式と診断項目を確認します。

麻薬取扱者免許は、医師・歯科医師・獣医師・薬剤師等が担う業務と施設によって申請区分が分かれ、区分ごとに資格証明、申請書、診断書などの必要書類が異なります。様式が改訂されることもあるため、勤務先や申請窓口から案内された最新の申請区分と指定診断書をご持参ください。当院では、指定様式にある精神機能や特定物質の中毒等、精神科・心療内科で評価できる項目を確認します。麻薬の取扱実務や職種資格そのものを判定する診察ではありません。

診察では、現在の症状、経過、治療・服薬、睡眠、飲酒・物質使用の状況に加え、日常生活や業務での認知・判断・意思疎通を確認します。病名や通院歴の有無だけで機械的に結論を出さず、診察時点の状態と指定様式の診断項目を照合します。服薬中の方は、薬名、用量、眠気等の副作用、服用状況が分かるお薬手帳もお持ちください。

診断書は申請先が免許審査に用いる医学資料であり、免許の交付・更新の可否を最終決定するのは申請先です。過去の経過を初診だけで確認できない場合は紹介状や診療情報が必要となり、即日作成できないことがあります。記入前の最新版様式、本人確認書類、資格証明や勤務先の案内をそろえ、提出期限に余裕を持って受診してください。

② 毒物劇物取扱責任者

安全保護具を着用し毒物劇物の保管状態を確認する日本人の取扱責任者
毒物劇物関係では、表示・保管・取扱いの安全を守り、異常時に適切に対応できることが重要です。

毒物劇物取扱責任者の設置・変更等では、資格証明書、雇用関係書類、宣誓書等とともに診断書を求められる手続があります。例として東京都の現行の変更届案内では、診断年月日から3か月以内の診断書が添付書類とされています。ただし、期限、部数、原本・写しの扱いは、業種、登録区分、提出先で異なるため、勤務先の案内だけでなく申請窓口の最新版も確認してください。

指定様式に精神機能、視力、聴力、運動機能等の複数領域が含まれる場合、当院で評価できるのは精神科・心療内科の範囲です。一枚の診断書でも、内科・眼科など他科の診察が必要となることがあります。他科所見が必要な様式は当院だけで完成できない場合があるため、予約前に様式の全ページをご提示ください。

申請区分が同じように見えても、麻薬取扱者免許と毒物劇物取扱責任者の設置・変更では、提出先と必要書類が異なります。診察時は、職種名だけでなく、申請区分・申請者の立場・手続の種類まで確認し、各診断項目と当院で評価可能な範囲を照合します。この診断書は毒物劇物の知識や取扱技術を判定するものではありません。勤務先の案内、空欄の指定様式、資格証明の情報をお持ちください。

③ ふぐ取扱責任者・ふぐ包丁師

衛生管理された調理場でふぐを安全に扱う日本人の専門調理人
ふぐ取扱関係は、都県により資格名と診断書の項目が異なります。

東京都のふぐ取扱責任者と神奈川県のふぐ包丁師では、資格名称、申請制度、提出書類、診断書様式が同一ではありません。新規、書換え、再交付等でも必要書類が変わるため、資格名・申請先の都県・手続の種類が一致する最新版の指定様式を確認してください。別の自治体や古い様式を流用せず、空欄のまま全ページをご持参ください。

指定様式に精神機能だけでなく、視力、色の識別、聴力、運動機能、特定物質の中毒等が含まれる場合があります。当院で評価できるのは精神科・心療内科の範囲であり、視力や身体機能の所見が必要な場合は、眼科・内科等の評価を先にお願いすることがあります。眼鏡など日常的に用いる補助具がある方は、診察時も普段どおりご使用ください。

この診察は、ふぐ調理の実技や食品衛生知識を判定するものではありません。現在の症状、治療・服薬、飲酒・物質使用、日常生活での認知・判断・意思疎通を確認し、申請書で医師に求められた心身機能について記載します。当院だけで様式全体を完成できるかを受診前に確認し、必要に応じて他科所見をそろえてください。免許の可否は申請先が判断します。

④ 駐車監視員資格者証

都市部の路上で駐車車両を確認する日本人の駐車監視員
駐車監視員資格者証では、申請先警察の所定様式と必要書類を確認します。

駐車監視員関係では、講習、認定考査、資格者証の交付申請等が別の手続として案内され、資格者証の交付申請には所定の診断書が含まれます。申請する都県警察の最新案内、手続名、資格者証交付申請用の指定様式を確認し、講習用の書類や他県の様式と取り違えないようにしてください。

診察では所定項目に沿って、現在の症状、治療・服薬、睡眠、飲酒・物質使用、日常生活での認知・判断・意思疎通を確認します。診断名があるかどうかだけでなく、現時点の状態が安全な判断や行動、周囲との意思疎通へ及ぼす影響を、診察と資料から個別に評価します。通院中の方は、経過や処方内容が分かる診療情報が必要になることがあります。

受診前に医師記入欄へご自身で記載する必要はありません。空欄の指定様式、申請案内、本人確認書類、お薬手帳をお持ちください。様式、提出先、提出期限を最初に照合し、追加資料が必要な場合は作成を保留します。診断書は交付審査の医学資料であり、資格者証交付の可否は申請先警察が判断します。

⑤ 自動車運転代行業認定

夜間の出発前に車両の安全確認を行う日本人の運転代行業務担当者
運転代行業の認定申請では、申請者の立場と必要書類を手続ごとに確認します。

自動車運転代行業の認定申請では、個人申請者や法人役員等について、精神機能に関する所定診断書が提出書類に含まれる場合があります。個人申請と法人申請、役職、手続の種類によって対象者と必要書類が異なるため、申請先警察の最新案内で、誰の診断書が何通必要かを確認してください。

法人では申請者本人だけでなく、役員ごとに書類を求められる場合があります。診断書が必要な対象者の氏名、役職、人数が分かる案内を持参し、対象者ごとに予約してください。診察では、現在の症状、治療・服薬、睡眠、飲酒・物質使用、日常生活での認知・判断・意思疎通を個別に確認します。一人分の診察結果を別の役員の診断書へ流用することはできません

この診断書は認定審査の医学資料であり、運転技能や第二種運転免許の適否を代わりに判定するものではありません。過去の治療経過を初診だけで確認できない場合は紹介状や診療情報が必要です。空欄の指定様式、申請案内、お薬手帳をそろえ、提出期限に余裕を持って受診してください。認定の可否は申請先警察が判断します。

⑥ 全国通訳案内士

歴史地区で外国人旅行者へ案内する日本人の全国通訳案内士
全国通訳案内士は、移動を伴う案内の中で状況を判断し、旅行者へ分かりやすく説明します。

全国通訳案内士の新規登録では、住所地を管轄する都道府県へ、医師が作成した健康診断書を提出します。東京都・神奈川県の現行案内では、診断日から申請日まで3か月以内の健康診断書が必要です。登録、変更、再交付では必要書類が異なるため、新規登録用の最新版であることと、全ページ・両面の有無を確認してください。

確認するのは「精神疾患が一切ないこと」ではありません。現在の症状、治療・服薬、生活・就労状況に加え、外国人旅行者に付き添って案内する業務に必要な認知、判断、意思疎通を適切に行えるかを評価します。通院歴や病名だけで結論を出さず、診察時点の機能と業務への影響を個別に確認します。

精神科・心療内科で治療中の方は、お薬手帳と経過が分かる診療情報をお持ちください。初診だけで過去の経過や現在の安定性を確認できない場合は、当日の作成を見合わせることがあります。住所地を管轄する都県の空欄の指定様式と申請案内をそろえ、期限に余裕を持って受診してください。健康診断書は登録審査の資料であり、登録の可否は申請先が判断します。

⑦ 不動産・建設関係の診断書

図面と建物を確認する日本人の不動産担当者と建設技術者
不動産・建設関係の診断書は、申請者の立場と手続ごとの要件に沿って確認します。

不動産・建設関係の手続では、医師の診断書がすべての申請者に一律に必要なわけではありません。宅地建物取引士の資格登録、宅地建物取引業の免許、建設業許可では制度と対象者が異なり、通常の証明書に代えて医師の診断書を用いる場合があります。勤務先や職名だけで必要性を判断せず、申請区分、申請者の立場、提出先の最新手引を確認してください。診断書の作成時期や有効期間も手続ごとに異なります。

診察では、現在の症状、治療・服薬、日常生活と就労状況に加え、金銭・契約場面での認知、判断、意思疎通を確認します。診断書を求められる対象が、本人、法人役員、法定代理人、政令使用人、支配人等のいずれかで意味が変わるため、診断を受ける方の立場と、どの申請のための書類かを正確に照合します。

通常の証明書を提出できない場合の代替資料として診断書を使う手続もあり、病名の有無だけで可否を決めるものではありません。申請区分、提出先、最新版の手引、空欄の指定様式、お薬手帳をお持ちください。医師は診察時点の医学的所見を記載し、登録・免許・許可の最終判断は各申請先が行います。追加資料が必要な場合は即日作成できません。

宅地建物取引士の資格登録

提出方法は都県で異なります。東京都では「登記されていないことの証明書」を提出できない方が、医師の診断書により個別審査を受けられる場合があります。神奈川県では同証明書と、申請前3か月以内に発行された医師の診断書のいずれか一方を提出します。

宅地建物取引業の免許

代表者、法人役員、法定代理人、政令使用人等について、通常の証明書に代えて、宅地建物取引業を適正に営むための認知、判断、意思疎通能力を記載した医師の診断書を用いる場合があります。対象者は申請形態や制度改正により異なるため、最新版を確認します。

建設業許可

法人の役員・一定の使用人、個人事業主・支配人等について、通常は「登記されていないことの証明書」等を提出します。成年被後見人・被保佐人等に該当する場合などには、契約の締結・履行に必要な能力と医学的根拠を記載した診断書に代えることがあります。

⑧ ダイビング参加用診断書(PADI等)

透明な海中でウミガメとマンタから距離を保って泳ぐダイバー
ダイビングでは、海中の生物と距離を保ちながら周囲を確認し、落ち着いて行動することが大切です。

PADI等のダイビングコースでは、参加者全員が「ダイバーメディカル/参加者チェックシート」を記入しますが、医師の診断書・署名が全員に必要なわけではありません。これは病名だけで参加可否を決める書類ではなく、現在の健康状態から医師評価の要否を振り分ける入口です。2026年版のPADIフォームでは、1ページ目の10項目がすべて「いいえ」であれば医師評価は不要です。中等度の運動が難しい、直近の手術、処方薬の服用、または2ページ目の詳細項目に該当する場合は医師評価が必要です。「はい」があることは直ちに参加不可を意味せず、該当内容を医師が個別に評価します。参加先独自の条件がある場合は、その案内も優先して確認してください。

精神科・心療内科の治療歴、パニック発作、依存症、継続的な心理的ケア、発達・学習上の問題、向精神薬を含む処方薬の服用も確認対象です。水中では、急な不安、判断力低下、眠気、注意力低下が本人だけでなくバディの安全にも影響します。水中ではすぐに医療へアクセスできず、急浮上や器材操作の遅れ自体が危険につながるため、陸上での日常生活だけで判断しません。症状が落ち着いているか、服薬の副作用、服薬変更の時期、緊急時に落ち着いて行動できるかに加え、最後に症状が出た時期、頻度と誘因、治療変更後の安定期間を確認します。医師向けガイドラインの行動保健領域では、次のような状態がリスクとして挙げられています。

E欄に「はい」がある場合は当院へご相談ください

日本語版ダイバーメディカルのE欄は、精神科・心療内科と関係する4つの確認項目です。いずれかが「はい」に該当するときは医師による評価が必要です。当院では、現在の症状、治療経過、服薬状況、日常生活への影響を確認し、精神科・心療内科の範囲について診断書作成の可否を判断します。質問票は正確に記入し、迷う項目は自己判断で「いいえ」にせず参加先または医師へ確認してください。

① 行動・気分・精神状態医療または精神科の治療が必要となる行動、気分、精神状態が現在ある、または過去にあった。
② うつ病・自殺念慮・パニック・双極性障害治療を要するうつ病、自殺を考えたこと、パニック発作、未治療の双極性障害が現在ある、または過去にあった。
③ 継続治療・学習/発達障害継続的な治療や特別な対応を必要とする精神状態、または学習・発達障害と診断されている。
④ 薬物・アルコール依存症過去5年以内に、治療を必要とする薬物またはアルコール依存症と診断された。
重大なリスクのある状態
① 活動性の大うつ、双極性障害または精神病
② パニック発作の既往
③ 現在の薬物・アルコール中毒
④ 重度の知的障害
相対的なリスクのある状態
① 本人の意思より、同伴者への配慮や恐怖克服だけが主目的など、ダイビングの動機に疑問がある場合
② 発達遅延または認知障害
③ 不安障害
④ 薬物・アルコール中毒の既往
⑤ 大うつ、双極性障害または精神病の既往
⑥ 向精神薬の使用
⑦ 閉所恐怖症または広場恐怖症

この分類は自己判断で参加可否を決めるための一覧ではありません。現在の症状の安定性、パニックや認知・判断への影響、服薬による眠気・注意力低下、緊急時への対応力に加え、心臓・肺・耳鼻咽喉・神経・運動能力などを含めて個別に評価します。一つの診療科の所見だけでは全身の適否を判断できない場合があり、必要に応じて内科、循環器、呼吸器、耳鼻咽喉科等の評価をお願いすることがあります。PADIの医師評価欄は、レクリエーショナルダイビングまたはフリーダイビングに適合しない状態がないかを「承認/非承認」で判断する形式です。

精神科・心療内科で通院中の医療機関がある方へ

精神科・心療内科で別の医療機関へ継続通院中の方は、症状の経過と服薬状況を把握している通院先の主治医へ記載をご相談ください。他院で精神科・心療内科へ継続通院中の方のPADI等ダイビング参加用診断書は、当院では作成できません。

受診前に参加先へ必要書式と提出期限を確認し、最新版の3ページ一式、参加コースの案内、お薬手帳、治療情報をご持参ください。医師記入欄は空欄のままにし、参加日、潜水内容、使用するフォームの版が分かるようにしてください。病気・けが、新しい症状、服薬開始・変更などで健康状態が変化した場合は、以前に承認を受けていても再評価が必要になることがあります。

当院で対応できる範囲

当院では、精神科・心療内科の範囲に限って対応します。身体科の診察、内科検査、採血、心電図、呼吸・循環機能、視力・聴力、身体機能、運動能力等が必要な場合は、当院では診断書作成をお引き受けできないことがあります。様式の全ページと申請案内を確認したうえで、作成可否を判断します。

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🧭 12. 当院で対応できる範囲

精神科・心療内科として、精神機能、認知・判断・意思疎通、精神症状の安定性、服薬、特定の物質の使用・中毒等に関する診断項目を中心に対応します。様式全体の作成が可能かは、診断項目と現在の健康状態を確認して判断します。

診断書の内容に応じた主な対応
区分主な内容対応
当院で評価する項目精神機能、認知・判断・意思疎通、精神症状、治療状況、服薬、依存・中毒に関する指定項目診察、資料確認、必要に応じ追加評価
他科評価が必要な項目視覚、聴覚、音声・言語、上肢、皮膚・感染症等で専門的判断を要するもの眼科、耳鼻咽喉科、神経内科、整形外科、内科、皮膚科等へ相談
主治医情報が必要な場合他院で精神科治療中、最近の入院、症状変化、運転免許主治医診断書等紹介状、診療情報提供書、検査結果を確認後に判断
行政・会社への事前確認独自様式、作成医の指定、検査方法の指定、英文証明、押印・封緘等依頼元の回答を確認してから予約・作成
「陰性証明」「問題なし」の結論を先に約束することはできません

医師は診察と資料に基づき、診察時点の医学的所見を記載します。申請者の希望する結論に合わせて事実を変更したり、確認できない既往・中毒・機能を断定したりすることはできません。

対応可否が不明な様式は、予約前にご相談ください

様式の全ページと申請案内が分かる状態で、受付へお問い合わせください。個人情報は隠して構いませんが、書式名、提出先、診断項目、作成医の要件、提出期限が読めるようにしてください。

内容に応じて確認先を分ける
確認先主な内容進め方
当院精神機能・治療状況・服薬など診察と資料で確認
他科視覚・聴覚・身体機能など必要な専門科へ相談
主治医他院治療中・最近の変化診療情報を確認
依頼元独自様式・期限・作成条件予約前に確認

様式全体への対応可否は、診断項目と現在の状態を確認して判断します。

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🔎 13. 診察で確認する内容

診断内容は資格名だけで機械的に決まりません。指定様式の項目と、申請者の病歴・現状を照合します。

① 申請情報資格・許可名、新規・更新、提出先、提出期限、作成医要件。
② 既往歴と現在の状態身体疾患、精神疾患、入院歴、発作、意識消失、認知機能等。
③ 治療・服薬通院先、処方薬、服薬状況、症状の安定性、副作用。
④ アルコール・薬物様式が指定する物質、使用状況、治療歴、中毒の有無。
⑤ 業務に必要な機能認知、判断、意思疎通、注意、衝動性、作業の安全性等。
⑥ 診療情報主治医からの紹介状、検査結果、過去の診断書、行政照会文書。

検査は全員に同じではありません

診察のみで判断できる場合もあれば、認知機能検査、心理検査、血液・尿検査、専門科の評価等が必要な場合もあります。公式様式に検査方法の指定がなければ、必要性は診断項目、病歴、診察所見に応じて医師が判断します。

現在の治療を自己中断しないでください

免許申請を理由に、処方薬や通院を自己判断で中断すると、症状の再燃や離脱症状につながることがあります。治療を継続して安定していることが、業務遂行上の安全性を支える場合もあります。

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🔄 14. 診断書発行の流れ

免許申請用診断書の記載内容と根拠資料を確認する日本人医師
診断書の作成と、行政機関による免許・許可の審査は別の手続です。
① 提出先へ確認最新様式、診断項目、作成医要件、作成日・提出期限を確認します。
② 診察を予約予約ページの「医師の診察」を選択します。指定様式や必要資料が不明な場合は、予約前に受付へご相談ください。
③ 書類を持参未記入の様式、申請案内、本人確認書類、お薬手帳、必要な診療情報を持参します。
④ 医師の診察様式に沿って病歴、現在の状態、治療、必要な機能、追加評価の要否を確認します。
⑤ 作成・受け取り基本的に診察当日、記載内容・封緘等を確認してお渡しします。追加確認が必要な場合は後日となります。
⑥ 申請先へ提出診断書を他の申請書類とともに提出し、所管機関の審査を受けます。
基本的に診察当日にお渡しします

基本的には診察当日にお渡し可能です。一般的な様式で必要資料がそろい、追加確認が不要な場合は、診察終了後20〜30分程度が目安です。診察内容、書式、混雑状況、確認事項によっては、後日のお渡しとなることがあります。

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💰 15. 料金・所要時間

診断書代

6,600円(税込)

診察費は別途かかります。

診察時間問診・診察・書式確認の内容により異なります。時間に余裕をもってご来院ください。
作成時間基本的に診察当日にお渡しします。必要資料がそろい、追加確認が不要な場合は、診察終了後20〜30分程度が目安です。
追加評価心理検査、認知機能検査、血液・尿検査、専門科受診等は別途時間・費用を要します。
申請費用免許・許可申請の手数料、郵送費、証紙等は当院料金に含まれません。
料金は予約時・受付時にもご確認ください

再作成、追加部数、別様式、封緘、後日の追記等では追加料金が発生する場合があります。提出先から差戻しを受けた場合は、修正理由と書式をお持ちください。

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⚠️ 16. 注意事項

最新様式をご持参ください当院ですべての自治体・団体様式を常備しているわけではありません。
事実を正確にお伝えください通院歴、服薬、発作、入院、物質使用等を省略すると再評価・差戻しの原因になります。
既往歴だけで不利益とは限りません現在の機能、治療での安定、業務への影響を個別に評価します。
免許の可否は所管機関が判断診断書は審査資料であり、医師が許可・登録を保証するものではありません。
作成日の条件に注意1・3・6か月など差があります。早過ぎる受診でも使用できない場合があります。
安全に関わる物品は持参しない銃器、弾薬、猟具、刃物、危険物等は診察に不要です。
次の場合は、希望どおりの診断書を作成できないことがあります
指定された作成医の要件を当院が満たさない
診察・資料だけでは診断項目を判断できない
現在の主治医や専門医による評価が必要
診察所見と希望する記載内容が一致しない
書式が古い、提出先・用途・期限が確認できない

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❓ 17. よくある質問

Q. 免許診断書のためだけでも診察は必要ですか?
A. 必要です。診断書は診察時点の医学的所見を記載する文書です。受付で用紙だけを預かり、診察なしで作成することはできません。
Q. 予約なしで受診できますか?
A. 事前予約をお願いします。WEB予約では「医師の診察」を選択してください。指定様式や必要資料が不明な場合は、予約前に受付へご相談ください。
Q. 初診でも当日発行できますか?
A. はい。最新様式と必要情報がそろっていれば、基本的に診察当日に発行します。銃砲所持許可用診断書も、当院では①または②の所定要件を満たす医師として作成するケースがほとんどで、必要資料がそろえば基本的に初診当日に発行します。治療歴、発作歴、現在の通院先等の確認に追加資料や照会が必要な場合は、後日となることがあります。なお、精神疾患関係の自動車運転免許用主治医診断書は、当院で継続診療中の方が対象です。
Q. 診断書の作成にはどのくらいかかりますか?
A. 基本的には診察当日にお渡しします。一般的な様式で必要資料がそろい、追加確認が不要な場合は、診察終了後20〜30分程度が目安です。混雑、記載項目、検査、主治医照会、行政機関への確認が必要な場合は後日となります。
Q. 必ず「問題なし」と書いてもらえますか?
A. 結論を先に保証することはできません。診察と資料に基づき、指定項目について事実に沿って記載します。判断できない場合は追加情報・検査・専門医評価が必要です。
Q. 精神科の診断名や通院歴があると、免許を取得できませんか?
A. 過去の通院歴や既往歴だけで現在も欠格事由に該当すると決まるわけではありません。ただし、銃砲所持許可・狩猟免許では、統合失調症、そううつ病、一定のてんかん等に現にかかっていることが法定欠格事由です。制度ごとの基準で判断されます
Q. 薬を飲んでいると診断書は作れませんか?
A. 服薬だけで一律に作成不可とはなりません。薬の目的、効果、副作用、眠気や判断力への影響、症状の安定性を確認します。申請のために自己中断しないでください
Q. 診断書の用紙は自分で用意しますか?
A. 原則として、申請先の公式サイトから最新様式を印刷してご持参ください。診断書だけでなく、申請案内・記入要領もあると確認が円滑です。
Q. 以前使った用紙を再利用できますか?
A. 改訂されている可能性があるため、提出先に確認してください。古い様式では診断項目や法令文言が異なり、差戻しになることがあります
Q. 用紙を用意できない場合はどうなりますか?
A. 当院ではすべての様式を常備していません。提出先、診断項目、作成医要件を確認できない場合、当日作成できません。まず申請窓口へご相談ください
Q. 当院の任意様式で作成できますか?
A. 提出先が任意様式を認め、必要な診断項目と文言が明確な場合に限り検討します。医療系免許等は所定様式を、銃砲関係は申請先警察が案内する最新モデルを使用してください。
Q. 診断書は何か月有効ですか?
A. 一律ではありません。理美容、医療系免許、銃砲所持許可、狩猟免許、運転免許関係では、診断日・受診日・発行日のどれを基準にするか、何か月以内かが異なります。提出先が指定する最新の期限を優先してください。
Q. コピーや画像データでも提出できますか?
A. 原本、写し、電子申請でのデータ添付など、提出方法は制度ごとに異なります。獣医師など原本が必要な手続もあるため、提出先へ確認してください。
Q. 本人確認書類は必要ですか?
A. 必要です。氏名・生年月日を診断書へ正確に記載するため、写真付き本人確認書類をご持参ください。申請書と氏名表記が異なる場合は、その関係書類もお持ちください。
Q. 全員が心理検査や認知機能検査を受けますか?
A. いいえ。指定様式、病歴、診察所見により必要性を判断します。診察のみで判断できる場合も、検査や専門医評価が必要な場合もあります。
Q. 薬物やアルコールの検査は必ず行いますか?
A. すべての診断書で一律に血液・尿検査を行うわけではありません。様式の指定、使用歴、治療歴、診察内容に応じて必要性を判断します。会社独自の検査指定がある場合は事前にお知らせください。
Q. 他院で精神科治療中でも作成できますか?
A. 現在の主治医による作成が適切な場合があります。当院で作成を検討する場合も、診療情報提供書、治療経過、処方内容等が必要となり、初診当日には発行できません。
Q. 過去の病気や通院歴を書かなくてもよいですか?
A. 正確にお伝えください。申請書・診断書の虚偽記載は、差戻し、不許可、許可取消し等につながる可能性があります。既往歴があることと、現在業務に支障があることは別に評価します。
Q. 銃砲所持許可の診断書は、どの医師でも作れますか?
A. 当院では、①精神保健指定医、または②精神科、心療内科を標榜し、2年以上精神障害の診断又は治療に従事した経験を有する医師が作成します。
Q. 銃器や猟具を診察へ持参しますか?
A. 持参しないでください。銃器、弾薬、部品、クロスボウ、わな、網、刃物等は診察に不要です。診断書様式、申請案内、本人確認書類、通院・服薬情報のみをお持ちください。
Q. 狩猟免許と銃砲所持許可の診断書は同じですか?
A. 同じではありません。診断項目、作成医要件、作成日の条件が異なります。それぞれの最新様式をご用意ください。
Q. 銃砲所持許可証があっても、狩猟免許用診断書が必要ですか?
A. 現に銃刀法第4条第1項第1号の所持許可を受けている方は、その許可証の写しを提出します。該当する所持許可を受けていない方は医師の診断書を提出します。
Q. 理容師・美容師の結核や皮膚疾患の診断書も作れますか?
A. 新規免許用の精神機能診断書とは別の書類です。結核・皮膚疾患等の専門的評価が必要な場合は、内科・皮膚科等へご相談ください
Q. 医療系免許の診断書は、精神機能の欄だけ作れますか?
A. 所定様式全体の提出が基本です。視覚、聴覚、音声・言語、上肢等に専門評価が必要な場合、別の主治医・専門医の詳細診断書を追加することがあります。分担記載が可能か提出先へ確認してください。
Q. 登録販売者は全員、精神機能の診断書が必要ですか?
A. 全員一律ではありません。申請者が、業務に必要な認知・判断・意思疎通を適切に行えないおそれがある場合など、申請手続と欠格条項への該当のおそれに応じて診断書が必要になります。申請先の最新案内をご確認ください。
Q. 警備員は全員、警察へ診断書を出しますか?
A. 全員が公安委員会へ直接提出する制度ではありません。警備業認定、資格者証、検定合格証明等の申請区分や、勤務先の採用・配置確認に応じて必要になります。
Q. 運転免許診断書を初診日に作れますか?
A. 精神疾患関係の主治医診断書は継続的な診療経過が必要なため、当院初診日の作成は行いません。当院で継続診療中の方が、公安委員会の指定様式を持参した場合に主治医へご相談ください。
Q. 75歳以上の運転免許更新では全員診断書が必要ですか?
A. 全員ではありません。認知機能検査で「認知症のおそれあり」と判定された場合などに、臨時適性検査または診断書提出が必要になります。
Q. 料金はいくらですか?
A. 診断書代は6,600円(税込)です。診察費は別途かかります。
Q. 診断書があれば、免許・許可は必ず受けられますか?
A. 保証されません。診断書は審査資料の一つです。免許・許可・登録の可否、追加資料、条件付与等は、公安委員会、厚生労働大臣、農林水産大臣、都道府県知事、指定登録機関等が判断します。

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引用文献・参照資料

免許・許可・登録の必要書類、診断項目、作成医要件、作成日の条件は改訂されることがあります。本文は国・自治体・警察等の公式資料を中心に作成し、2026年7月20日に最終確認しています。

引用文献・参照資料を表示(全87件)

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心のクリニック武蔵小杉 院長 田村京介
👨‍⚕️ 執筆・精神科/心療内科領域の医学的確認

院長 田村 京介

医療法人心のクリニック 武蔵小杉 院長
公益社団法人 日本精神神経学会認定 精神科専門医・精神保健指定医

本記事は、精神科・心療内科領域での診療経験をもとに、各種免許・許可・登録に必要な診断書について、対象手続、作成医要件、診察内容、当日発行の条件、注意事項を整理したものです。法令・様式は改訂されるため、提出先の最新案内と診察時点の医学的所見を優先します。

保有資格
公益社団法人 日本精神神経学会認定 精神科専門医
厚生労働省 精神保健指定医
所属学会
日本精神神経学会(JSPN)正会員
東京精神医学会(TPA)正会員
学歴
横浜市立大学 医学部
職歴
東京都保健医療公社 大久保病院
東京都立 広尾病院
東京都立 松沢病院
東京都立 小児総合医療センター
昭和医科大学 烏山病院
複数の精神科・心療内科クリニックに勤務
医療法人心のクリニック 武蔵小杉 院長

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