心療内科 心のクリニック武蔵小杉

心療内科 心のクリニック武蔵小杉

WAIS-Ⅳ (IQテスト・発達障害テスト)

物事や相手の情報を覚えられなかったり、ケアレスミスが増えたりして、社会生活や人間関係で苦労した経験はありませんか? このようなお困りごとは、相手に理解してもらう事が難しく、自分一人で悩みを抱える事が少なくありません。 これらの原因を探るために行われる検査にWAIS-Ⅳという知能検査があります。 この検査では総合的なIQに加え、様々な知的能力を把握することが出来ます。 発達障害知的障害など病気の精査だけでなく、病気と診断がつかないような思考の癖や得手不得手の理解が深まります。 自身の能力の特徴を分析・整理し、これからの日常生活や仕事・学業に役立つヒントを見つける事が出来ます。 ※WAIS-Ⅳを含めた各種心理検査だけで発達障害や知的障害の診断が出来るわけではありません。心理検査を”医師の診断の補助”として使用いたします。

こんな時にご相談ください

  1. 発達障害の可能性を把握したい
  2. 生活の困りごとのヒントが欲しい
  3. 得意・不得意を知りたい
  4. 自分のIQがどのくらいか知りたい
  5. 自分の知能は社会全体からみてどの程度の位置にいるのか知りたい
  6. 他の医療機関に通院中であるが、通院先でWAIS-Ⅳを施行していないので、当施設でWAIS-Ⅳを受けたい
※16歳未満の方はお断りさせていただいております

WAIS-Ⅳの検査で把握できること

全検査IQと4つの群指数(言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度)とそれぞれの下位検査から構成されています。 それぞれ100を平均として、数値化されます。 ※下位検査の結果は、検査を作成した出版社の方針で被検者様には開示をしてはならないと定められている為、結果は告知致しません。ご了承ください。
それぞれの値は以下のように分類されます。
IQのスコア 『発達障害事典』(2011年・明石書店刊)
130以上 きわめて優秀 全体の2.2%
120~129 優秀 全体の6.7%
110~119 平均の上 全体の16.1%
90~109 平均 全体の50.0%
80~89 平均の下 全体の16.1%
70~79 境界知能 全体の6.7%
70未満 知的障害 全体の2.2%
知的障害の程度の判定に、基準となる知能指数の範囲  『ICD-10(国際疾病分類 第10版)』 [世界保健機関(WHO)]
51~70 軽度知的障害
36~50 中度知的障害
21~35 重度知的障害
20以下 最重度知的障害
① 全検査IQ(FSIQ) 総合的な指標
全体的な認知能力を表す項目で「IQ(intelligence quotient)」や「知能指数」ともいわれます。同じIQスコアでも、4つの群指数が総じて同じ程度である人と、大きな差がある人とでは、仕事や学習において大きな違いがあります。 全検査IQスコアが130以上で先天的に高い知能や学習能力、突出した才能を持つ人は一般的に「ギフテッド」と呼称されます。
② 言語理解(VCI)語彙や言葉で説明する力などを測る指標
スコアが高い方
言葉を用いて纏めたり、説明したりする事が得意です。 語彙力は豊富で、学校の成績が良い事が多いです。 明文化されていない社会的ルールを理解する事が得意です。 言語理解のスコアが高い事が必ずしも、コミュニケーション力の高さにつながるわけではないので注意が必要です。
スコアが低い方
言葉の意味を正確に捉えられず、コミュニケーションにおいて相手が伝えたい事を理解できない場合があります。 具体的な言葉でイメージし易くしたり、お互いに認識の確認をしたりする事が大切になります。 指示を受ける際には、短く区切ってシンプルにしたり、絵や図が入ったマニュアルを用意してもらうと理解し易くなります。
言語理解の下位検査
類似 概念を理解し、推理する能力をみる
単語 単語の知識や言語概念の形成について
知識 一般的な事実に関する知識の量や学習について
理解 社会性や一般常識を理解する能力をみる
③ 知覚推理(PRI) 目で見た情報を踏まえて論理的に物事を考える力を測る指標
スコアが高い方
視覚から得た情報を理解し、整理、推論する事が得意な傾向があります。 数学であれば、図形の問題や論理的に考える問題が得意です。 常識的な情報・空気を読む力が強く、瞬時に感覚的にその状況における他人の考えを汲み取る事に、長けています。
スコアが低い方
視覚から得た情報を捉える事が苦手で、図や表・地図の読み取りや、見通しを立てる事が困難な傾向があります。 情報を省略し過ぎず、言葉での説明を補足してもらうと良いです。 視覚情報はシンプルに、活動の目的と工程を明示するといった工夫が重要になります。 考える事にゆっくりと時間をかけるタイプの人では、この指標が低くなる事があります。そのため、知覚推理のスコアが低いからといって、「論理的な思考が苦手」とは言い切れないので注意が必要です。
知覚推理の下位検査
積木模様 抽象的な視覚刺激を分析して統合する能力をみる
行列推理 流動性知能や視覚性知能、空間に関する能力をみる
パズル 視覚刺激の分析に関する能力をみる
バランス 量的な推理、類比的な推理の能力をみる
絵の完成 重要な点と、そうでない点を見分ける能力をみる
④ ワーキングメモリー(WMI) 耳から入った情報を短時間記憶に留め、その情報を頭の中で整理しながら考える力を測る指標
スコアが高い方
聴覚から得た情報を頭の中で整理し考える事が得意です。 職場において、口頭指示が受け取りやすく、複数の指示を整理する事に長けています。 他の人の話を聞きながら自分の考えを纏める事が得意です。また、短期的な集中も得意な傾向があります。
スコアが低い方
聴覚から得た情報を、頭の中で処理したりする事が苦手な傾向があります。 口頭での指示が覚えられなかったり、電話対応が苦手だったりします。 指示を受けたらメモを取る、メールや書類による指示を後から確認できるようにする、指示は1つ1つ小出しにしてもらう、録音を取りながら話を聞くといった工夫が重要です。 また、読み書きや計算にも関係しています。文章の概念を図解化する、電子機器を用いて計算を行うといった工夫で困難を軽減できます。
ワーキングメモリーの下位検査
数唱 記憶力や注意力に関する能力をみる
算数 計算能力や記憶力に関する能力をみる
語音整列 記憶力、継次処理、注意力に関する能力をみる
⑤ 処理速度(PSI) 単純な作業を素早く正確に行う力を測る指標
スコアが高い方
単純な作業をスピーディーに行う事が得意な傾向があります。 器用な人が多く、細やかな作業を確実に短時間でこなせるタイプです。 決まったマニュアルに沿って作業をしたり、一連の流れを繰り返して行ったりといった単純な作業が得意です。
スコアが低い方
単純な作業が平均よりゆっくりだったり、速度は平均的でもケアレスミスが多かったりといった傾向があります。 作業をする際は、作業時間の調整、作業を区切り集中力を保つような環境を作る工夫が重要です。 ケアレスミスが多い場合は、ミスが起きそうな部分を他の人にダブルチェックしてもらうと良いです。 学校の勉強であれば、「黒板の文字をノートに書き写す」といった事が苦手です。書字の苦手さは、PCを使用する事で解消できる事が多いです。
処理速度の下位検査
記号探し 作業効率や集中力に関する能力をみる
符号 視覚的な認知やスピードに関する能力をみる
絵の抹消 選択的な注意や運動に関する能力をみる

時間(予約制)

曜 日 午前 午後 心理士
木曜日 10:00 – 13:00 14:00 – 19:00 渡辺 昭彦
金曜日 10:00 – 13:00 14:00 – 16:00 市毛 里美
土曜日 9:00 – 12:00 13:00 – 17:00 渡辺 昭彦
日曜日 9:00 – 13:00 14:00 – 18:00 渡辺 昭彦

費用について

1日目 WAIS-Ⅳ (90 – 120分) 税込み17,600円(内消費税 1,600円)
2日目 検査結果説明 (30 – 60分) 税込み8,800円(内消費税 800円)
※ AQ-J,A-ASD,A-ADHD,ASRS,WURS等、追加の心理検査を行った場合でも、負担いただく費用は変わりません ※ 検査結果の解析に時間を要しますので、1週間程度の間を空けて、同じ心理士にてご予約ください ※ WAIS-Ⅳに健康保険は適用されません。 ※ キャンセルは前日の午後6時までにお願いします。以後100%のキャンセル料が発生いたします。

お申込みについて

会員登録をされていない方
kclinic@star7.jpへの空メールの送信からでも会員登録・予約は可能です。(面接前日午後6時まで)
会員登録済みの方
会員登録時にご自身で設定されたログインIDとパスワードでログインしてご予約ください。 ID・PWをお忘れの場合、また予約の確認、変更、キャンセルも上記ページからから可能です。 オンラインでのご予約は前日午後6時まで可能です。
当日ご予約をご希望の方
当日予約が取れる場合がございます。 お電話でお問い合わせ下さい。
044-733-9510
受付時間は心のクリニック開院時間に準ずる
心のクリニック・カウンセリングルームまで。

その他

スムーズな心理検査開始のため下記ボタンより問診票をダウンロードし、印刷・記入してお持ちください。 問診表をお持ちでない方は、当院カウンセリングルームのドアにございます『問診票』にご記入の上待合室でお待ち下さい。 時間になりましたら担当心理士がお呼び致します。 追加で発達障害関連の心理検査を行うことが可能です。ご興味がございましたらお申し付け下さい。 (AQ-J, A-ASD, A-ADHD, ASRS, WURS等)
  • 遅刻をされますと十分な面接時間を確保することができなくなる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
  • 医師の診察が必要な場合には心のクリニック武蔵小杉の受診をお勧めする場合がございます。
  • 日吉心のクリニック、心のクリニック新横浜、他のクリニック等におかかりの方もお申し込みいただけます。
  • 当日の予約はお受け出来ない場合がございます。

よくあるご質問

1.事前の準備は何をしたらいいですか?
心理検査は、現在のご自身のありのままの状態を評価する必要があります。したがって「検査を受ける前に練習をすればよい成績が取れるかも…」と考え練習する事は望ましくありません。また、一度検査を受けた後は、次に同じ検査を受けるまでには一定期間時間を(2-3年程度)空ける必要があります。事前に検査の内容が分かっている人に対して検査を実施しても正確な情報は得られないからです。 自分で予習してくることは検査の意味自体が曖昧になるので、特に準備なしに行うのが良いでしょう
2.発達障害や知的障害の『診断』はできないのですか?
臨床心理士が行えるのは心理検査の実施とその結果説明までになります。 医師の診察や診断が必要と担当の臨床心理士が判断した場合は、その旨を説明させて頂きます。
3.IQと学力は関係あるのですか?
知能と学力に多少関係はありますが、完全に一致するものではありません。 学校の勉強やそれに関する試験では知能以外にも練習効果や興味関心の有無、学習環境等によって大きく変わります。 知能が高くても勉強しなければ成績は上がりませんし、知能が比較的低くても勉強次第で成績は上がります。
4.知能が低いと社会に適応できないんですか?
知能と社会適応能力はそこまで関連性は無いと言われています。 知能が高い人でも協調性に欠け、社会的に立ち行かなくなる人はいます。一方で、知能が低くても、工夫して社会生活や仕事をこなしている人は多くいます。 得手不得手を理解して、適応していくことが重要なのでしょう。
5.JAPAN MENSAに入会したいのですが、診断書の発行は可能でしょうか?
申し訳ございません。当施設では対応しておりません。
wais-Ⅳのテストを受ける方は下記へ
神奈川県川崎市中原区小杉町3-430 伊藤ビル 2階