心のクリニック 医療コラム
2025年9月12日
“最近やる気が出ない”が続くときの受診目安
疲れやすい、何をしても楽しくない、集中できない――そんな状態が「たまたまの不調」か「こころの病気のサイン」か、見極めの鍵は“期間と生活への影響”です。目安として、憂うつな気分や興味の低下がほぼ毎日、2週間以上続き、仕事・...
2025年9月12日
仕事のストレスをためない“境界線”の引き方
忙しさの波に飲まれると、心身の限界サインを見落としがちです。最初に整えたいのは“時間の境界”。1日の予定に、意図的な余白(移動10分、切替5分、昼食20分)を先に予約し、会議は50分で切るなど“終わりの時刻”を決めます。...
2025年9月11日
朝散歩で“整う”体内時計。夜のメラトニンを最大化
快眠の土台には、朝の光とリズム運動で活性化されるセロトニンが欠かせません。起床後1時間以内に屋外で10〜20分の散歩を。網膜に十分な光が入ると体内時計がリセットされ、約15〜16時間後に睡眠ホルモンのメラトニンが高まり、...
2025年9月11日
睡眠負債ゼロへ。今日からできる3ステップ
平日6時間以下の睡眠が続くと、脳のパフォーマンスは丸2日徹夜に近づき、集中・判断・記憶が低下します。まず意識したいのは「量の確保」。成人の推奨は7〜9時間。足りないと感じたら、30分早寝を4日続け、日中の眠気・作業効率・...
2025年9月11日
「寝だめ」では解消できない睡眠負債を減らすコツ
 平日は仕事や学業で睡眠不足、休日にまとめて“寝だめ”している――そんな生活を続けると体内時計は毎週ジェットラグ状態です。脳は週末の長時間睡眠を「時差」と認識し、月曜の朝に覚醒ホルモンが分泌されにくくなります。その結果、...
2025年9月11日
朝の20分散歩で睡眠と心がよみがえる
 最近「朝散歩」が心身のリズムを整えると注目されています。早朝に屋外で太陽光を浴びながら20分程度歩くだけで、体内時計をリセットする「同調シグナル」が脳の視交叉上核に届き、夜間のメラトニン分泌がスムーズになります。その結...
2025年9月11日
睡眠が未来の脳を守る——週3回以上の不眠が招くリスク
「最近なかなか眠れない…」——そんな夜が週に3回以上続く人は要注意です。米メイヨー・クリニックの最新追跡調査では、70歳前後の成人2,700名を5年間観察した結果、慢性的な不眠症を抱える群は、軽度認知障害や認知症を発症す...
2025年9月11日
睡眠負債18兆円時代——“社会的時差ぼけ”を減らす3つの習慣
OECDの推計によると、2025年の日本が抱える「睡眠負債」による経済損失は18兆円——運動不足による損失の約10倍にあたる数字です。寝不足のまま出勤した社員一人あたりの生産性低下は年32万円超。企業の働き方改革が進む今...
2025年9月11日
ぐっすり眠れる脳のための『90分前ルール』
「布団に入ってからスマホを眺めているうちに夜更かししてしまう」――そんな生活を続けていると、脳は“眠る時間”を見失い、翌朝の集中力や感情コントロールが低下します。質の高い睡眠を取り戻す鍵は、就寝90分前に体温と光環境を同...
2025年9月11日
やる気スイッチは脳内で押せる――3分間モチベーション術
「やらなければいけない」と頭では分かっていても身体が動かない──この“モチベーションの壁”を破る鍵は、ドーパミンの放出タイミングを自分でコントロールすることにあります。最新の脳科学では、目標を細分化し“今すぐ達成できるタ...
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