心のクリニック 医療コラム
2025年9月21日
復職準備は「段階設計」でうまくいく——5つの流れを自分事に
休職からの再スタートは、意志の強さよりも設計の巧さが結果を左右します。基本は①休業中のケア、②主治医の就労可否判断、③職場での復職可否の検討と支援プラン作成、④リハビリ出勤を含む最終決定、⑤復職後フォローの5段階。ここに...
2025年9月20日
「適応障害かも?」と思ったら——見極めと動き方のミニガイド
最近、特定の出来事や人間関係を考えると胸がざわつき、仕事や家事の能率が落ちる。休日は平気なのに、出勤前だけ動悸や吐き気が強まる——こうした“ストレス源に結びついた不調”が数週間続くときは、早めの対応が肝心です。目安は二つ...
2025年9月20日
薬に頼りすぎない不眠ケア——不眠の認知行動療法(CBT-I)の5つの道具
眠れない夜はつらいもの。けれど、慢性的な不眠には“寝ようと頑張る”ほど眠りが逃げるという逆説があります。科学的に効果が確かめられた行動療法(CBT-I)は、眠りの仕組みに合わせて習慣を並べ替える方法。代表的な五つを紹介し...
2025年9月20日
感謝を“鍛える”と心は軽くなる——3分でできる実験
感謝は性格ではなくスキルです。日常の中で“ありがたい”を見つける力は、気分の底上げや睡眠の質の向上、不安の軽減に結びつくことが研究で示されています。とはいえ、忙しい毎日に大がかりな習慣は続きません。そこで、負担の少ない三...
2025年9月19日
決断疲れを減らす“仕組み化”——If-Thenと選択の整理術
一日の終わりにぐったりしているのに「何もしていない気がする」——それは決断の渋滞かもしれません。小さな選択の積み重ねは、集中力を目減りさせます。対策は“迷わない仕組み”を先に作ること。第一に、If-Then(もし〜なら、...
2025年9月19日
予期不安にのまれない——小さな曝露と安全行動の手放し方
「また動悸が出たらどうしよう」「会議で頭が真っ白になるのでは」—起こる前から心配がふくらむ予期不安は、行動範囲をじわじわ狭めます。鍵は“避けるほど不安が強化される”という学習の仕組みを逆手に取り、少しずつ慣らすこと。まず...
2025年9月19日
境界線を守る「やんわり断る」技術——DESC+感謝のひと言をセットに
頼まれごとを断れず疲れ切ってしまう——そんなときは、相手を否定せず自分の大切さも守る「境界線の伝え方」を練習しましょう。基本は四工程。①状況(Describe):事実だけを短く共有。「今週は外来と書類対応が重なっていて」...
2025年9月18日
24時間で整える睡眠リズム——光・活動・食の並べ替え
寝付きや途中覚醒は“夜だけの問題”ではありません。体内時計は一日の行動すべてで調律されます。ポイントは「朝の光」「日中の活動」「夜の静けさ」の三本柱に、食事とカフェインのタイミングを重ねること。 朝は目覚めから1時間以内...
2025年9月18日
言葉にして整える——3分セルフノートのすすめ
「頭の中がぐるぐるする」をほどく近道は、外に出して並べ替えること。おすすめは就寝前や通勤時の“3分ノート”。使うのは四つの枠だけ——①事実②感情③考え④一歩。毎日同じ枠を埋めるだけで、混線しがちな思考と情動がほぐれます。...
2025年9月18日
休職と復職を進めるための「5つの段取り」
体調が崩れたとき、勢いで動くほどこじれがちです。道筋を先に決めましょう。基本は①休業の宣言と連絡体制の一本化②治療と生活リズムの立て直し③就労可能性の評価④職場復帰プランの設計と試し出勤(リワーク等)⑤本復帰後のフォロー...
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