心のクリニック 医療コラム
2026年1月19日
■休日の「寝だめ」が心に与える影響:体内時計と睡眠リズム

寝だめで起きやすい「時差」の正体
平日は早起き、休日は遅起き——この差が大きいほど、体内時計はズレやすくなります。体内時計のズレは、月曜の朝に頭が重い、日中ぼんやりする、夜に眠気が来にくいといった形で表れ、結果として睡眠の質そのものが乱れやすくなります。睡眠リズムの乱れは、集中力や意欲の低下、気分の不安定さとも結びつきやすい点が知られています。

「睡眠時間」だけでは説明できない要素
睡眠は量だけでなく、タイミングと安定性が重要です。休日に長く寝られた感覚があっても、起床時刻が大きく後ろにずれると、夜の入眠が遅れ、翌週の睡眠不足を招くことがあります。さらに、朝の光を浴びる時間が遅れると体内時計の調整が後ろ倒しになり、眠気のリズムがずれやすくなります。

メンタル不調と睡眠リズムの関係
不安が強い時期やストレスが続く時期は、寝つきの悪さや中途覚醒が増え、休日に「取り戻したくなる」流れが起こりがちです。すると、平日と休日の差がさらに広がり、体内時計のズレが固定化しやすくなります。睡眠・休息の問題は、生活習慣だけでなく心理的負荷のサインとしても現れるため、背景を含めた整理が大切になります。

最近、眠りのリズムが崩れて日中の不調が続く、気分の波が大きい、緊張が抜けにくいと感じる場合は、早めに専門家へご相談ください。日吉心のクリニックは、横浜市の日吉駅徒歩1分の精神科・心療内科クリニックです。WEB予約にも対応していますので、睡眠やストレスのお悩みがあればお気軽にご利用ください。