心のクリニック 医療コラム
『不安について』の記事一覧
2025年10月1日
言葉にすると、心は整う――今日からできる“言語化セルフケア”
モヤモヤや不安は、胸の内に留めておくほど膨らみやすいものです。小さなうちに“言葉”にして外へ出すと、脳は状況を整理しやすくなります。ここでは、忙しい毎日でも続けやすい三つの方法をご紹介します。 一つ目は「気持ちに名前をつ...
2025年9月29日
不安のループを切る「呼吸・境界・カフェイン」の3ミニ習慣
心がざわつくとき、思考だけで整えようとすると空回りしがちです。まずは身体と環境から小さく手を打つのが近道です。おすすめは「呼吸を整える」「仕事の境界を言葉で区切る」「カフェインのやめ時を決める」の三つのミニ習慣。どれも道...
2025年9月19日
予期不安にのまれない——小さな曝露と安全行動の手放し方
「また動悸が出たらどうしよう」「会議で頭が真っ白になるのでは」—起こる前から心配がふくらむ予期不安は、行動範囲をじわじわ狭めます。鍵は“避けるほど不安が強化される”という学習の仕組みを逆手に取り、少しずつ慣らすこと。まず...
2025年9月14日
不安が強い日の“スモールゴール戦略”
不安はゼロにしようとすると大きくなります。役立つのは「小さく動いて小さく勝つ」こと。まず、今の不安を10点満点で見積もります。次に「1点だけ下げるには?」と問う。部屋の換気、コップ一杯の水、5分の散歩、机の上を30センチ...
2025年9月13日
不安は紙に出す:3分の“書く習慣”で心を軽く
もやもやは頭の中にあるうちは輪郭が曖昧で、考えが堂々巡りしがちです。短時間でも「書いて言語化」すると、不安の正体が具体化し、脳の負担が下がります。研究でも、ストレス体験を言葉にする習慣は、気分・不安・睡眠・身体指標の小さ...
2025年9月12日
不安が高まったときの“今ここ”対処法
急に動悸がして、胸が苦しい――そんな時は「危険ではない身体反応」を落ち着かせることが第一歩です。コツは、意識を“今ここ”に戻すこと。まずは椅子に深く腰掛け、足裏で床を感じながら、鼻から4秒で吸い、いったん止めて、口をすぼ...